自分の価値は上げていける
ども、まえかわです。
今回は書籍「あなた」という商品を高く売る方法(著者:永井孝尚さん)を読んでの感想をアウトプットします。
マジで良い本ですよ。自分に自信がない人、迷っている人は読んでみると良いです。
自分の強みを知る
自分の強みとは何だろう?ちゃんと考えたことがあったかな?
自分の強みは三つの掛け算で成り立っているという。
「才能」×「技術」×「知識」
こういうと、才能なんて…と言いがちだが、才能とは誰しもが必ず持っている先天的な個人の資質だそう。
例をあげるなら…
神経質な人=リスクを見越して対策を立てることに向いている
共感力が強い人=表に出ない人の気持ちを汲み取ることができる
など。その他にも本の中ではドナルド・O・クリフトンの「さあ、才能に目覚めよう」という本の中で個人の資質は34個に分類できるんだってさ。詳しく読んでみてね。
要は自分の「才能」を誰よりもちゃんと理解して、後付けする「技術」と「知識」を才能と組み合わせていけば「自分だけの強み」が生まれるってこと。
自分の好きなことを見つけて才能を伸ばすためにも、パラレルキャリアで自分の才能を活かして、仕事を好きになることが大切。これはホントにその通りで、仕事は楽しいことばかりではないから、自分なりに楽しめるポイントを見つけて、好きになればいいと思う。
仕事を好きになる→強みができる→自分の価値が上がる
石の上にも3年とは言うけれど
継続だけでは成長しない。一つのことを納めるのに必要な時間は1万時間と言われているけれど、漠然と1万時間費やしても何にもならない。それ相応の意識を散らすことなく没頭した時間でないとダメだと。
仕事を好きになり、没頭する状態をフロー状態といい、「挑戦のレベル」と「スキルのレベル」が高い状態で釣り合っっているときに起こる。
つまり継続は力なり、とは言うけれども、フロー状態で継続しないとチカラとして身につかないってこと。これはやっぱり意識しないと絶対にできないなぁ。
少し無理めな目標に挑戦すると成長できる。つまり僕らで言うところの修羅場を超えるとか、火事場を経験すると成長するよって言われてるのは、間違いじゃないってことだ。
失敗こそが成長であると知る
PDCAと言う言葉がある。「仮説」「実行」「検証」「対応策」の一連の流れだ。画像をググればいくらでもイメージが出てくるはずだ。しかしこの本の中ではPDCAは「円」ではなく、螺旋だと言う。
話を聞けば「確かに!」と思える。
仮説から対応策まで回したPDCAは、次の段階の「仮説」は、以前を踏まえて一段階上げて、それを繰り返していくことで、より良いものになる。
確かに円だとその場をグルグル回っているだけだけと、螺旋だとちゃんと上に上がってるもんなー。
人は完璧ではないし、世の中も複雑だし、失敗があることは前提条件として捉えるべきだ。逆に「俺は失敗しない!」って言える、いる?
それを踏まえて、上手に失敗することで経験値が大きく手に入る。
新しいことに挑戦すること。ただし失敗がつきものであると言う「前提条件」を盛り込んでおくこと。
失敗が大きくなると困るので、ギャンブルを避け、小さな失敗を繰り返すようにする見極めが大切。
失敗を失敗と認め、犯人探しではなく、原因を突き止めること
こうやって自分を進化させることで、強みもより際立ち、螺旋階段を一歩ずつ上に向かって歩いていけば、きっと強みを持った「レアキャラ」へと成長できる。
変化の激しい中では賞味期限はあっという間に切れる
現代の変化は激しい。一昔前はIT。今ではAIと言われるように進化を促す外的要因が数多く生まれている。
そんな中での賞味期限はあっと言う間に切れていく。
持続的競争優位が成り立たない時代らしい。確かにそうだな。
いまある優位は一時的なものであり、好調な時こそ新たな強みを獲得するための挑戦が必要になる。個人ではそこまで感じられないかもしれないが、挑戦し続ける重要性は前述した通りだ。
一番厄介なのは成功体験で、今が一番良いと思えてしまうこと。これは最初のうちは前述のフロー状態だが、長く続けば自分の意思でコントロールできる快適な状態(コンフォートゾーン)になってしまう。
こうなると知らないうちに自分の成長は止まり、停滞してしまう。そしてそれは自分の価値が下がっていることを意味する(怖い!)
実は僕がこのサイトを立ち上げたきっかけも、そういった経緯がある。
自分をもっと成長させてくれる刺激が欲しいからだ。そしてそれを仲間と共有したかったからだ。
話を元に戻すと、このように自分では気がつかないうちに賞味期限が切れていく。そうならないためにも、現在の強みを活かし、パラレルキャリアのような新しい挑戦から「技術」と「知識」を獲得して「新たな強み」を生み出すことでフロー状態を継続していく。
これは一人よりも第三者の意見があった方が、はるかに分かりやすい。
こうして強みを掛け合わせていくことで、パラレルキャリアを構築し、組織の中ではレアキャラとして際立って、変化の激しいこの時代を生き抜ける。といいな。
弱い繋がりで新たな発見を得る
SNSの登場で人の繋がりは大きく変わった。今まで、特に日本の組織は閉鎖的であり、身内で強固な繋がりの組織を形成していた。(でもまだ多い)
強固な繋がりの組織は、団結すればいいが、新たしいアイデアを求める時に、情報が均一化し、なかなか新しい情報を得られない。
しかしSNSを活用し、社外の繋がりを積極的に求める人が増えてきた。この「弱い繋がり」の関係性は幅広い知識を効率的に入手でき、情報の伝達スピードも早い。これは新しいアイデアを得るのに向いている。
これは僕にも経験がある。事実、新しい情報はSNSから入手することが多くある。
この弱い繋がりは、数が多くなればなるほどインフルエンサーとして、レアキャラ度が上がる。また組織の中では効率よく新しい情報、人脈を得られる人はレアキャラになれるだろう。信頼と言い換えてもいい。
キャリアデザインとして弱い繋がりを確保し、自分の中の価値を上げていくといいよね!
まとめ
と、まぁこのようなアウトプットになりましたが、いかがでしたでしょうか?
読んでみたくなったかなー。なってくれるといいなー。
パラレルキャリアを考えている人には、ホントにおすすめできます。
自分の才能を理解して、仕事を好きになると強みが生まれる
継続だけではダメ。ちょっと無理めな目標に挑戦し続けることが大切
PDCAを螺旋階段になるように、上手な失敗を繰り返して上へ登る
賞味期限切れにならないように好調な時こそ、新たな強みを獲得するために挑戦
弱い繋がりで、情報・人脈を確保して信頼を得て価値を上げる