週末起業というパラレルキャリア
ども、まえかわです。
今回は藤井孝一さんの「週末起業」について、アウトプットします。
少し前の本ですが、パラレルキャリアを目指すには、色々と勉強になることがたくさん書いてありました。
それにしても週末起業って良いですね。まさにパラレルキャリア。
こういった考えが広く一般的になると働き方も変わると思う。
これがホントの「働き方改革」
では、いってみよー
今すぐ動け!
こちらの書籍の発行は2003年です。もう15年も前の本なのに、書いてあることは今読んでも役に立つことばかり。
日本のサラリーマンはバブルから不況の荒波の中で、組織への依存から現実を直視し、対策を講じなければならなくなりました。自衛するために今すぐ動け。
15年前でそれですから、今なら尚更、すぐに動け!ですね。
転職、資格取得、副業、独立。
これら全ての対策が、不況への対策としては本質的な解決にならないと書いてあります。
- 転職は「会社勤め」という生き方を変えていない。
- 資格取得は、資格を取得してもお客さんを獲得できるわけではない。
- 副業は時間の切り売りだから、時間×時給以上は稼げない。
- 独立は会社への依存からは解放されますが、ノウハウ無しでの独立は無謀。
ま、そりゃそうですよね。だから週末起業なんだから。
会社を辞めず、お金もかけず、自分の好きなことで起業してしまう。好きなことだからワクワク出来るし、そもそも楽しんでやるのだから、休みだから…とは思わない。
この本に書かれている週末起業は、まさにパラレルキャリアの見つけ方でした。
広がる人脈
週末起業をすると人脈が広がります。活動領域が増え、付き合う人間関係が、本業とはまたく異なる業界や、地域の人になるから。
会社勤めが長くなると、どうしても自分の肩書きには会社が上乗せされます。自分自身が何者なのかわからなくなる。
しかし週末起業をすると、会社の外の人脈が増え、会社の肩書き抜きで付き合う人が増えてくる。この人脈は会社が宛にならないときに、頼れる自分自身の財産です。
これってBeParallelが目指すところの繋がりですね。
やっぱり、組織に頼った人脈ではなく、自分自身の財産として外に繋がりを求める時代に、もうなっているのでしょう。自分から発信し、自分が何が出来る人なのかをハッキリさせることも、大切な人脈づくりに欠かせないのです。
パラレルキャリアで築く人脈は、本業にも良い効果を与えてくれます。
そんな繋がりづくりがもっとしたいなぁ。
週末起業のビジネスモデル
ここには、週末起業のビジネスモデルも紹介されていました。(あくまで15年前のものですので!)
オンラインショップ経営
今では割と当たり前になっていますね。実は自分で商品を仕入れて、ネットショップを立ち上げて売っている人は多いと思います。ドロップシッピングやせどりなんかもこれに該当します。
今ではメルカリなどの個人転売が簡単に出来るので、売り場すら構築する必要がないですね。間違ったルートで商品を仕入れなければ、売れますね。
また中では自分自身で作ったものを売る人も多いです。これはマーケティングとしても、市場調査になるし、好きが講じてビジネスになるのであれば、パラレルキャリアですね。
代行ビジネス
自分のスキル、技術を活かして業務を代行するビジネスです。デザイナーやカメラマン、翻訳なんかがこれに当たります。
スキルがあれば行うことが出来るので、ハードルは低いですね。
ただし、自分でお客さんを捕まえないと全く意味がないです。代理店から仕事を貰っているようではただの下請けだし、内職と変わらないからです。
それでも15年前に比べたら自分自身で発信するツールも増えたし、信頼さえ獲得できれば仕事にはできます。そして始めやすい。
意外と自分ではなんとも思っていないスキルが、他人からは必要とされてたりするので、やっぱり情報発信は大切なんだろうなー。
情報発信ビジネス
これは今でも充分に稼げるビジネスモデルですね。代行ビジネスでも触れたましが、情報発信は知識や経験・ノウハウ自体が商品になる。
わかりやいところだと有料のメールマガジンですね。
最近だとオンラインサロンもそうかな。
僕だって常に新しい知識は欲しいので、情報にお金を出しまくります。もしかしたらパラレルキャリアで多少の稼ぎを得ることが出来るのは、情報発信ビジネスかも。
オンライン教育・コンサルティング
これは代行ビジネスと情報発信ビジネスを発展させた形です。情報発信から相互コミュニケーションに発展して教育なんかになると、立派なビジネスモデルです。
オンライン英会話やコンサルティングが解りやすい例です。
結果、今の時代だと情報発信も相互コミュニケーションもSNSで容易に出来るし、最終的に大きな稼ぎを得ることが出来るのは、ここの位置かも。
マッチングビジネス
これは幅広い人脈と信頼があると成り立ちますね。僕も人に紹介することはよくします。好きが講じて幅広い人脈があると、仲間と一緒に大きな仕事を受けたり、派遣業に発展したりします。
個人的には「そこ」でお金を取ろうとは思わないので、どんどん紹介して繋げたい派です。感謝されるだけで嬉しいですし。
時代的にはそうやって信用を得ていくほうが合っていると感じてます。
やりたいことをビジネスに
週末起業で大切なのは、「やりたいこと」をビジネスにするようにと何度も出てきます。これは好きでないと大切な週末に行動できない、続かないからとあります。
そして、「やりたいこと」「出来ること」「時流に乗っていること」が重なる部分が週末起業のネタとして最適だそうです。
これはパラレルキャリアにも当てはまることだと、僕は思います。
ただでさえ本業との両立は時間が限られた中で行うので、好きでないと続けられないし。そういう意味でも15年で時代の流れは明らかに、本業以外の複業を持つ時代になったんだなぁと感じた。
まとめ
少なくとも15年前から語られている週末起業の考え方は、非常に役に立ちます。本業との折り合いや、自分の目指すべき姿など、色々と考えさせられました。
週末起業→独立起業。も素晴らしいと思いますし、週末起業でパラレルキャリアを形成するにも自分の好きで、ちゃんと続けられる仕事を見つけるところから!ってことです。
この本はパラレルキャリアを目指すなら必読です!
もうこれに限る。