プレゼンの技術
ども、まえかわです。
今回は、「ビジネスは30秒で話せ!」の感想です。
Make Your Point!(原題)の翻訳本です。
準備→内容→話し方→質問者への対応→まとめ
こんな構成でノウハウが詰まった本でした。
これを読み、日常の話したから意識することで、上手くなれるんじゃないかと。
改めて自分が気が付いた点を中心にアウトプットします。
では、いってみよー
話は簡潔なほどよし
今の世の中は情報で溢れている。
何かで聞いた話だと、現代の1日の情報量は江戸時代の人の一生分!だそう。
例えばこの本では、アメリカ人が1日のうちに2500もの広告にふれている。これはつまり一時間あたり150以上の広告が情報として飛び込んでくるということ。とある。
そんな溢れている情報の中で、自分の主張を相手に伝えるには、どうすれば良いのか。
結論
・話を簡潔にする
・自分の言いたいことを理解して、それをできる限り簡潔に話す。
デザインに携わる人ならば、メッセージの簡潔さは痛いほどわかっている。しかし発信する側はなかなか気づけない。
自信がある商品だと、それはもう言いたいことだらけ。
それは解りますけれどね。
でもやっぱり相手に伝えて、留めてもらう強さを出すには「簡潔さ」が大事ってことですね!
相手のレベルに合わせて話す
専門用語はキケン。
最近特に横文字が多い。お客さんのオリエン資料でも横文字だらけの場合があって、話を聞いていて辛い時がある。
自分が理解していることを、相手も理解していると思ったら大間違い。
意外と自分にとっての常識が、相手にとっては聞いたことも無いようなことだったりする。
プレゼンの資料も、話す言葉も出来るだけ、相手のレベルに合わせて誰に向かって話をしてるのか必ず考えることが必要である。
横文字で覚えている単語は、よく意味も理解せずに雰囲気で使っている人もいる。これは要注意です。ちゃんと自分自身が理解していない言葉は使わないようにしないと。
そう考えるとパラレルキャリアってのもダメなのか!
パラレルキャリア=並行した生き方
つまり、本業とは別軸で経験や知識を継続的に積み重ねることです。
ダイヤモンドモデル
※書籍より
これがこの本のノウハウの肝である、ダイヤモンドモデル。
論理化の基本ルール「始め・中・終わり」を表している。
確かにプレゼンの時には、こうやってまとめてる。改めて図にすることで理解度が深まった。一つ一つの説明は長くなるので、興味があるひとは是非とも本を読んで欲しい。
聞き手の注意を引く、始め。
話の内容である、中。
結論から行動に繋げる、終わり。
どんな話でもそうだが、僕は説明を受ける時には結論が欲しい。
その上で根拠となる内容を説明された方が、理解しやすい。
でも自分でも意識しないと、やっぱりできない時がある。特に時系列で話を始めると途中からどこに向かって話をしていたのか、迷子になっちゃう(笑)
頭の中にこのダイヤモンドモデルを構築して、常日頃から訓練しようと思う。
意識して自信を作る
これは相手にどう感じてもらえるか。それに関わる大切なことだ。
自信がある人はそれだけで、見え方が違う。
やっぱり相手に与える印象は、ポジティブなエネルギーが必要だし、何よりも聞いていてこちらのやる気も上げてくれる。
僕自身も話すこと、聞くことが仕事の大半を占めているので、自信が無い様はとてもじゃ無いけで見せられない。そのために知識に貪欲になり、自信をつけるための道具にしている。
就職の面接なんかは開始3分でほとんどが決まると書いてあるが、確かにそうかもしれない。新卒面接ならともかく、中途採用の面接で第一印象が悪い人は、採用する可能性はほとんどない。
相手に「魅せる」ためにも自信は必要だ。
ボディラーンゲージは大切
メラビアンの法則はご存知だろうか?
メラビアンの法則とは、1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したもの。
話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つで構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合であるというものです。
- 言語情報(Verbal)…7%
- 聴覚情報(Vocal)…38%
- 視覚情報(Visual)…55%
別名、3Vの法則とも呼ばれる。
つまり、見た目が大切。
プレゼンにおいては、視線や身振り手振りのボディランゲージで「どのように話すか」を変えるだけで、相手に与える印象まで変わるということ。
僕も目を見て話すのは苦手です。これは自信の無さからなのか、恥ずかしく思えたり、ついつい視線を逸らしてしまったり、意識しないと続けられないところ。
その分、身振り手振りは割と意識しなくてもできるようになってきた。むしろても一緒に使わないと喋れないくらい。
こうした意識の積み重ねが相手に与える印象を変えていくので、自信をつけるためにもやらないとね。
まとめ
やっぱりプレゼンはテクニックだなぁと。
構成に始まり、話し方まで含めて、学ぶことが数多くあった。
上に書いた以外の事も数多く書かれていて、勉強になった一冊でした。