読書感想

弱者でも勝てるモノの売り方

まさにマーケティングの教科書!

ども、まえかわです。

今回はマーケテイング戦略コンサルタントである、上杉恵理子さんの「弱者でも勝てるモノ売り方〜お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門〜」です。

一言で読みやすい!解りやすい!

教科書として最適ですね。

ストーリーに沿ってマーケティングの基礎の説明がなされているので、これからマーケティングを学びたい人、もう一度復習したい人には最適かと。

では、いってみよー

これはダメ!モノの売り方TOP3

  • 意味のない値下げ
  • 思いつきの広告
  • 人件費削減

 

意味のない値下げは商品価値を下げるだけ。

思いつきの広告はゴミを増やすだけ。

モノを売るには誰が売るかが重要。

 

なかなか気が付けないものですね。特に二つ目。広告を作る側の人間としては、耳が痛いですね。広告を出したいと言われた仕事が発生するのですが、よくよく聞くと、それって意味ないですよね?ってこともあります。

僕はちゃんとお伝えするようにしてますが、広告を出さなきゃ!と思っている方の耳には届かないこともあるのでしょう。

さぁ、パラレルキャリアでモノの売り方を考えている人は注意してくださいね!

 

まずはバリュープロポジション

3C分析による、強みの発見ですね。

3C分析とは!

Company(自社)

Customer(顧客)

Competitor(他者・競合先)

上から順番に考えていきます。

自社の強いこだわりを考え、お客様のニーズと向き合い、他者がやっていないことを発見する。これがバリュープロポジションです。

これを確立させることで、モノを売る基盤になる。

自分自身に置き換えても一緒ですね!自分の価値を高めたいのであれば、自分自身の3C分析を行って、まずはバリュープロポジションを見つけようと思いました。

 

STP分析って何?4P分析って何?

マーケティングの用語はただでさえ難しい。

なかなかちゃんと理解できません!って人も多いのではないでしょうか?

3Cの次に行うのがSTP分析と4P分析の二つです。

STP分析は顧客分析。

セグメンテーション(Segmentation)市場を俯瞰

ターゲティング(Targeting)理想のお客様像の決定

ポジショニング(Positioning)自社の立ち位置を確定

4P分析は商品分析。

Product 商品そのもの(お客様が手に入れる価値全て)

Price 商品の価格

Placa 商品をどこで買えるか

Promotion 顧客とのコミュニケーション全般

こうやって、ストーリーに沿って順序立ててマーケティングに必要なこと、やり方、用語などが出てくるので、自分ごと化しやすく、理解もしやすいです。

改めて書き出して見ると、思い返しと自分への定着になりました。

(アウトプットは最高のインプット!)

自分の商品について、売り方を考えている人、悩んでいる人は、この本の順に沿って紙に書き出し考えていけば、ちゃんと得られるものはあります。

僕自身も人にマーケティングをお伝えするときに、頭の中がものすごーーーく、スッキリと整理してもらったような感じです。

まとめ

全部書き出しちゃうと、丸っと本の内容になってしまうので、これで終わり。

というか、ホントは全部書き出したい。つまり自分にとって無駄の無い内容だったってこと。

ビジネスに終わりが無いように、マーケティング(marketing)も進行形であり、終わりが無いので時々読み返して学ぼうと思いましたね。

ページの最後には事例豊富な動画のプレゼントもありましたので、気になる方は是非とも手に取って欲しい本でしたー!

ビジネスマン必読!!