パラレルキャリアってなに?

パラレルキャリアって何をどうするの?

本業とは別で、第二のキャリアを築く

パラレルキャリアとは、経営学の超有名人「ピーター・ドラッカー」先生が著書の中で提唱した考え方です。【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】のドラッカー先生です。ドラッカー氏が別の著書の中で個人が一つの組織に依存して同じ仕事を続けるのではなく、別のキャリアに時間を費やし、新しい世界を切り開くべきと述べたものです。

仕事以外の仕事や、ボランティアなどの社会活動に参加して、本業以外に第二のキャリアを両立させることを「パラレルキャリア」と言います。

副業ではなくて、複業にしよう

副業とは本業での収入にプラスするために行う仕事のことです。目的が収入にプラスするための所謂「お小遣い稼ぎ」的なことであるため、時間をかけず、手軽に収入がプラスになればOKなので、新たなスキル獲得・人脈の開拓はあまり意識しません。
もちろん、ブログなどの副業が本業の収入を上回り、本業に変わる人なども多くいらっしゃいます。(とてつもない努力が隠れてるのでしょう)

一方で複業とは複数の仕事を並行に位置付けて取り組むスタンスです。つまりどちらもが「本業」であり、それぞれの仕事の相乗効果、人脈形成、キャリア形成に大きな影響を与える可能性があるものです。ただし、まだまだ本業以外の業務を「原則禁止」にしている企業が多いので、なかなか難しいとは思いますが…。

しかし、今の世の中はSNSなどで情報収拾も情報発信もどれだけでも出来ます。会社という枠組みにとらわれ、自身のキャリアを考えないのは本当に勿体無い。自身の成長は属する組織にも良い影響を与えます。多様な働き方を認めている企業も増えています。複業で得られるスキル・経験は組織にとってもプラスの効果を生むことは証明されているので、この流れが途切れることなく、働き方の多様性が認められることを願います。

もう一つの人生を見つけて、やりがいを見つける

パラレルキャリアの一番良いところは、やりたいことを選択するところです。収入が第一の目的ではなく、自分の好きなこと、興味かあることを継続して複業とし、その活動によって誰かかが幸せになれることなんです。

誰かに喜ばれて、自分が褒められるって嬉しいよね?

これはモチベーションが上がるってことです。会社員であれば今まで見えていなかった発見もあります。社外の人脈できると、仕事の見え方も考え方も変わりますよ。そしていつの間にか組織の中でもレアキャラになってるはずです。経験やスキルを重ねれば重ねるほど、それを必要とする人にきっと出会うことになるでしょう。